女性の健康
現状と課題
若年女性における健康課題の一つが、やせです。やせは、排卵障害(月経不順)や女性ホルモンの分泌低下、骨量減少と関連すること、また、妊娠前にやせであった女性は、標準的な体型の女性と比べて低出生体重児を出産するリスクが高いことが報告されています。
また、飲酒をする人のうち、生活習慣病のリスクを高める量※を飲酒している人の割合は、女性で約18%を占めています。一般に、女性は男性に比べて、肝臓障害等の飲酒による臓器障害をおこしやすく、アルコール依存症に至るまでの期間も短いことが知られています。
女性が生涯にわたって健康な生活を送るためには、生活・労働環境等を考慮しつつ、思春期・性成熟期、更年期、老年期等の各ライフステージにおける健康状態に応じて、適確に自己管理を行えるよう支援することが必要です。
※生活習慣病のリスクを高める飲酒量:1日あたりの純アルコール摂取量が男性40g(清酒換算で2合)以上、女性20g(清酒換算で1合)以上(厚生労働省)
〈20~30歳代女性のやせ(BMI18.5 未満)の人の割合の推移〉
東京都の20~30歳代女性のうち、やせ(BMI18.5未満)の人の割合をみると、23.1%となっており、増加しています。

〈生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合(20歳以上)の推移(東京都)〉
東京都における生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合をみると、男性は減少していますが、女性は増加しています。

ライフステージに応じた健康づくり
東京都では、健康的な食生活の意義や適正体重を維持することの重要性をはじめ、飲酒の健康影響や、妊娠・授乳中の女性の飲酒による胎児・乳児への影響等を踏まえ、飲酒に関する正しい知識の普及啓発を行っています。また、各種広報媒体や母子保健事業における保健指導を通じて、妊娠中・授乳中の女性の喫煙防止に努めるとともに、必要に応じて両親学級等により禁煙を推奨する区市町村の取組に対し助言しています。
あわせて、様々な女性の健康問題については、自らの健康に対する意識付けを促し、女性のライフステージに応じた病気の予防・検診受診等の行動変容につなげるため、女性の健康を支援するポータルサイトを活用した普及啓発を行うとともに、「女性の健康週間」に合わせたイベントや、女性の健康増進に関する知識の普及啓発に取り組む区市町村を支援しています。
さらに、心身の健康や不妊・不育に関する悩み、妊娠・出産に関する悩みについて、電話相談等を行うとともに、チャットボットを活用して、若い世代からの相談に分かりやすくタイムリーに対応しています。また、生理やPMS(月経前症候群)、更年期症状、産後のホルモンバランスの乱れなどの女性特有の体調不良について、事業者と働く人双方に役立つ情報発信を行い、職場環境を整備し、働く女性のウェルネス(心身の健康)の向上を支援しています。
関連リンク
働く女性の健康課題に関するサイト「働く女性のウェルネス向上委員会」(東京都産業労働局)
企業と働く女性のキャリアパートナーシップ支援事業(東京都産業労働局)
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このページの担当は保健政策部 健康推進課 健康推進担当です。
